立石 2015.02.05
営業の立石です。
~2月3日節分の日の朝~
たまたま火曜日で当社の定休日のため遅い目覚めでしたが、朝の支度に忙しい家族に
私:「たまには自分が作るから、今日は鍋にしよう!キムチ鍋?モツ鍋?ちゃんこ鍋?どれにする?」
妻:(冷たく刺すような眼差し)「何言ってるの!? 今日は何の日か知ってるの?」
私:(ドキドキしながら)「節分だろ?豆を忘れずにね!」
妻:(明らかにイラッとして)「豆は用意してる。それより晩御飯は『恵方巻き』を注文してあるし、鍋をやる訳ないでしょ!!」
私:(・・・・・・・・・・)
~2月3日節分の日の夜~
各自のお皿に太い『恵方巻き』が1人2本ずつとおかずと味噌汁を並べて、
娘:スマホで今年の方角(西南西)を確認。
妻:「西南西を向いて願いごとをしながら食べて、間食するまではおしゃべり禁止!」
息子:「では、始め!!」
全員:「いただきます」
西南西を向いて、『恵方巻き』にかぶりつき黙々と2本たて続けに食べる。
私:(健康などいろいろ心に願いながら、結構太いなぁ~。でも美味しい!)
みんな無言でかぶりつく。
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2本食べる間沈黙が尚続く・・・・・・
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私:(正直ちょっと異様な光景だな~)
言うに及ばず、節分といえば豆まきがメインイベントで歳の数だけ豆を食べる習慣のみと認識していました。
子供が小さい頃は、家族で楽しく豆を投げあい部屋中豆だらけで後片付けが大変でした。
40歳を過ぎてからは年齢分の豆を食べるとむせ返るようになりました・・・
私の思い違いかもしれませんが、「恵方巻き」がそれほどポピュラーだとも思っていませんでした。
そして少し前までは、太巻きを食べるなんて全く考えたことはありませんでした。
4~5年前からCMで「今年の方角は○○」と言っていたのは何となく知っていましたが、私は(流行ものの商法には乗せられないぞ!)と思っていました。
が・・・今年はあっけなく乗せられました。
インターネットで調べると、
「大坂地方発祥で節分に食べると縁起が良いと、商業的イベントとしての販売促進活動である」
とありました。
我が家は2~3年前から節分の折『恵方巻き』を食べていたらしいのですが、私は晩御飯を食べないときも多いので(もちろんその時は事前に妻にメールします)、昨年食べた記憶はなくたまたま今年の節分は火曜日の定休日で自宅に居ただけでした。
流行にはかなり疎い私ですが、来年2016年2月3日はカレンダーを見ると水曜日。
私は仕事の日ですが、来年も家族全員で『恵方巻き』を食べようと心に決めました。
これが本当の「来年の事を言えば鬼が笑う」でした。