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立石 2017.06.19

決意表明~宅建に挑戦!~

営業の立石です。

 

仕事柄、土地や建物の不動産関係の法律について知識不足を痛感していました。

そこで早速テキストを購入して、ざっと目を通すと

「善意」・「心裡留保」・「通媒虚偽表示」…「AがBに~」等、専門用語ばかりでちんぷんかんぷん。

さっぱり分からず、本棚の肥やし状態でした。

 

ところが、最近の住宅事情で「空き家」・「中古住宅」・「シェアリング」等の資料を読み漁り、ますます建築と不動産のコラボが必須になると確信し、GW明けから10月の宅建試験に向けて挑戦する決心をしました。

 

・・・・が、非常に情けないくらい全く覚えられません。

47歳の年齢のせいにしては駄目ですが、テキストを見ている時はなんとなく理解できて結構自信を持つのですが、翌日見直すときれいさっぱり忘れています💦

これを何回か繰り返すと自己嫌悪に陥ります…。

よくよく考えると、学生時代から勉強は得意ではありませんでしたが、コツコツやるのは好きでした。

 

それから2ヶ月余り…トイレに用語を貼ったりして、徐々に覚えられるようになりました。

帰宅すると大好きな晩酌を減らして、机に向かっている姿を家族はかなり不思議がっていました。

妻は宅建の勉強を信じず、私の部屋をステルスの様に偵察に来ました。(敵ではありませんが…)

20歳の娘と19歳の息子は「おやじはついにアルコールで脳がダメージを受けてしまった!!」と真剣に思っていたようです。

正直、余りの覚えの悪さやお酒の欲望、予想をはるかに超える内容の難しさにやっぱりやめようかなぁとも思いました。合格率15%で、しかも取り組むのも遅く…そんな簡単に合格出来る筈もないと現実を直視しました。

 

ところが…なぜか…

最近勉強するのが非常に楽しいのです!!

 

普段気にもしなかった民法や専門知識を毎日少しづつ得られることとわからない事は、とっても便利なネットの無料講座を視聴。問題集に悪戦苦闘するなど、学生に戻ったようです。

だらだらテレビを見たり、深酒して爆睡したり、ゴロゴロする無駄な時間がなくなり充実した一日を過ごせるようになりました。そして、妻から一寸した頼み事(洗い物や風呂掃除等の命令・指示)も「悪いね。これから勉強しなければならないので…」とピシャリと断ることが出来るようになりました。(後が怖いですが…)

 

宅建合格の方、不動産に携わっていらっしゃる方に対してあらためて畏敬の念を抱きます。

本当は宅建の勉強をしていることや試験へのチャレンジは内緒にして、万が一まぐれで合格したら胸を張って報告したかったのですが、自分へのプレッシャーも兼ねて思いをブログで公表することにしました。

11月下旬の合格発表後、私を見かけた時に背中に悲壮感を感じましたら忖度をお願いします。

 

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