立石 2016.06.24
営業の立石です。
最近、テレビで連日の様に痛ましい熊の被害が報道されています。
専門家によると熊が住む大自然な山と、人が住む都市の緩衝地帯だった里山(人が利用している森林)が以前は住み分けの働きをしていたのだが、色んな事情で里山が荒れ放題で双方の住み分けが難しくなっているのもひとつの原因だと言っていました。
動物繋がりで突然ですが、昨年9月深夜に熊ではなくハクビシンが隣の家の畑に出没しました。
私は上香貫・沼工近くに住んでいるのですが、そろそろ寝ようとした時、娘が
「変な鳴き声がして気持ち悪くて眠れないので様子を見てきて」
と震えながら言ってきました。
そっと隣をのぞくと何かがものすごく暴れていてなんとも薄気味悪い鳴き声がずーっと続いていました。
小心者の私ですが、娘の前でいいところを見せようと懐中電灯と万が一に備えて6番アイアンゴルフクラブを持って近づきました。
なかなか正体を確認出来ず、静かになったので恐る恐る近づいたら急に凶暴な動きになり、驚いて飛び上がった瞬間外壁に頭を強打して意気消沈した私は「翌朝に確認する...」と娘に告げて酒を飲んで寝てしまいました。
翌朝、出社前にお隣さんと一緒に見に行きましたら罠にかかって大人しくなっている「ハクビシン」がいました。
お隣さんによると毎回畑が荒らされているので罠を仕掛けたとの事でした。
初めて見たのですが案外可愛い顔をしていましたが野生動物特有の凶暴さを強く感じました。
ネットで調べるとハクビシンの漢字は「白鼻芯」でその名の通り額から鼻にかけて白い線が入っていました。
ハクビシンによる深刻な住宅・糞尿・健康被害の報告も沢山ありました。
かなりやっかいな野生動物です。
帰宅して娘に聞いたところ、お隣さんはハクビシンを香貫山の山奥に返したとの事でした。
冒頭の熊との住み分けではありませんが、私自身大自然の香貫山の近くに住んでいる事を全く意識していなかった事の反省とすぐ隣に野生動物が身近に活動している事の怖いを思い知った貴重な体験でした。
ちなみに私は酒を飲んで爆睡しましたが、鳴き声で眠れなかった寝ぼけ眼の娘からの軽蔑の眼差しの怖さも知りました。
いつも酔ってイビキがうるさい為、リビングをはさんで家族から住み分け宣言をされそうです…